『マインド自動浄化法』


F実践上の二つの課題

『マインド自動浄化法』すなわち「ネガティブな感情を遠ざけない。しかしてそれを感じない。」という方法の実践を通して、あなたがクリアしなければならない最初の課題は次のことです。
「感じることを伴わずにネガティブな感情の存在を覚って(しって)いる状態」になること。言い換えれば、「感じることを伴わずにネガティブな感情がそこに在ることが分かっている状態」になること。
『マインド自動浄化法』の実践を通して、まずはその状態になることを目指してください。まずはその状態にならないことには話になりません。次の課題に進めません。が、いったんその状態になることができさえすれば、次の課題をこなすのはそう難しいことではないとも言えます。何故なら、次の課題であなたに求められるのは、その状態のままで居続けるというたったそれだけのことだからです。
「感じることを伴わずにネガティブな感情の存在を覚って(しって)いる状態」になる。そして、その状態のままで居続ける。『マインド自動浄化法』の実践を通してあなたがクリアしなればならない課題をまとめると、この二つになります。
ご参考のために申し上げますと、「ネガティブな感情を感じている状態」と、「ネガティブな感情を感じてはいないがそれの存在を覚っている状態」の違いの一つは次のようなものです。前者の場合は、ネガティブな感情とそれを感じている者の二つがある。後者の場合は、ネガティブな感情だけがある。
さて皆さんの中には、今申し上げたことに対してこんなような反論をなさりたい方がおられるかも知れません。
「自分の場合、ネガティブな感情を遠ざける遠ざけないに関わらず。ネガティブな感情を感じることを止めた時点でネガティブな感情の存在を覚ることはできなくなる、言い換えればネガティブな感情が自分の中に見当たらなくなる。」
いかがでしょうか。皆さんの中にはこのようなご意見をお持ちの方もおられるのではありませんか。「ネガティブな感情を遠ざけさえしなければ、たとえそれを感じることを止めても、それの存在を覚ることはできる」というのが私の見解ですので、前述のようなご意見は理解できないのですが、一つの可能性として、前述のようなご意見をお持ちの方がひょっとしたらいらっしゃるかも知れないなとは思います。
ひょっとしたらいらっしゃるかも知れないそういう方に対して私からまず申し上げたいのは、それって考えようによっては素晴らしいことではありませんか、ということです。説明いたしましよう。
あなたのように、ネガティブな感情を感じることを止めた時点でそれの存在を覚ることができなくなる、言い換えれば自分の中にそれが見当たらなくなる人というのは、『マインド自動浄化法』を実践したくてもできない人という見方ができなくもありませんが、別の角度からよくよく考えてみますと、実はたいへんにうらやましい人でもあるのです。だってそうでしょう。あなたはただ感じることを止めるだけで瞬時にして、ネガティブな感情を自分の中に見当たらなくすることができるのですから。私に言わせればそれって、誰にでもできることではないという意味で特技ですよ。ものは考えようというやつですね。が、そんなあなたに対して、一回だけ、一回だけ質問させてください。
あなたは本当に、感じることを止めるだで、ネガティブな感情を自分の中に見当たらなくすることができるのでしょうか?
(※Gに続く)
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