プロフィール

プロフィール(管理人・中島タローのこと)

自分で自分のことをこういう風に言うのも何ですが、昔から求道的な性格の持ち主だったと思います。
求道的な性格、と言うのは簡単に説明しますと、究極の真実とか真理といったもの(漠然としてますよね)を何とかして突き止めたいという欲求が強い性格、といったところでしょうか。

いつごろからそうなの? ですって…。そうですね、自分の記憶をたどりますと、遅くとも小学五~六年生のころには既にそういう傾向があったような気がします。

どれぐらいそうだったの(そうなの)? ですって…。

自分で自分の求道心に悩まされるぐらい!です、ハイ。これ本当の話。

「こういう浮世離れしたことに強い関心を抱く性格にだけは生まれたくなかったものだ」なんてことを最も強く思っていたのは多感な大学生のころ(明治の政経ね)であったかも知れません。当時に比べて今は、大分そういう思いも薄まってきてはいるんですが、まだ半分ぐらいは残っているかも。

まあ、仙人みたいに空気とか霞(かすみ)を食って生きてける能力でも私にあったなら、もうとっくの昔にそんな思いから解放されていたんでしょうけど……。

いずれにしても、持って生まれた性格ってのは、自分の意に反していることもあるんですね。現に、私のような人間がいるわけですから。

そんな私でも卒業後は一応東京都内の鉄鋼関係の商社に就職いたしました。が、そんな私に宮仕えなんてものがそう長くつとまる道理はありません。その会社も四か月ぐらいで退社してしまいました。

ちなみに、「オイルショック」という言葉を知ってる人って今の若い人たちの中にどれぐらい居るか分かりませんが、その頃というのは「もうそろそろオイルショックも終わるんじゃないかな」という期待を多くの人が抱いていながら中々そのようにはならない、つまり中々景気がよくならない、という時代だったように思います。

現在は自営業の私ですが、宮仕えを止めた後の話をしますと、今申し上げたようなことも手伝って、携わった仕事は「体を動かす系」ばかりでしたね。例えば、建築現場作業、レストラン・喫茶店の厨房、ウェイター(某在京のテレビ局でもやりましたよ)、食品の訪問販売、ビルの窓ガラス清掃……。で、その頃の私の主な愛読書はオショー・ラジニーシの邦訳本とか禅関係のもの。クリシュナムルティのもちょろっと。

当時のある日、私はこういうことを思いました。

「同じ体を動かす仕事をするのだったら、時間をドブに捨てないためにも、仕事を通して真我(本当の私)に到達するための工夫をしてみよう。」

私のことをよく知らない人からすると、「そんな浮世離れした発想は一体どこから来るのか?」となるかも知れませんが、先ほどの私の話が頭にある皆さんは「なるほど」と思われるのではないでしょうか。

当ブログでもいずれ公開する予定の「方法無き方法」や「過去断ちの法」(どちらも身体動作を真我から起こすためのメソッド)というのは、その時から始まった試行錯誤の日々の結果生まれたものでありまして、そのやり方にたどり着くのに七年半ばかりかかりました。長いですよね。やり方そのものにはあっけないほどシンプルなんですけど。

それから、心とは別のところにあり、心を脇に置いた時に顕在化する真我の存在が私の中で明らかになったのは、そのやり方が分かった時でした。

心の一番深い層、つまり一般的には集合的無意識とか普遍的潜在意識と呼ばれることが多く、時には超意識などと呼ばれることもあるそれを真我とする見方がスピ界隈では主流ですが、それも含めた心そのものを丸ごと脇に置いた時あらわになるものこそが真我なんだということを今の私が強く言えるのは、それがあるからなんですね。

さて私はこれまで、真我や悟りに関する研究成果をティーカップブログやアメブロなどで公開してきましたが、当サイトでは、その経験を踏まえ、これまで以上に分かりやすく整理された説明を心がけながら、真我や悟りに関する情報を皆さんにお届けしていきたいと思っています。

当ブログを通して、悟りへの途上にある方々のために有益な情報を提供し、ささやかではあっても「悟りへの道案内人」としての役目を果たすことができたらな、と思っている私です。

それでは皆さん、今後ともよろしくお願いします。

中島タローでした。

タイトルとURLをコピーしました